1月から12月のANAグループ運航便利用で獲得できるプレミアムポイント数に応じて、翌年度のプレミアムメンバー(ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズ)に付与されるアップグレードポイント。
アップグレードポイント制度はJALにはなく、ANAだけにあるシステムです。
今回はアップグレードポイントのシステムとその使い道、有効な使い方をご紹介します。
アップグレードポイントとは
まずアップグレードポイントシステムについて、簡単に説明します。
冒頭でも記載しましたが、1月から12月のANAグループ運航便利用で獲得できるプレミアムポイント数に応じて、翌年度ポイントが付与されます。

出典:ANA「アップグレードポイント」
またプレミアムメンバーかつSFC会員(本人会員のみ)は年1回でもANAグループ運航便に乗れば、上記ポイントとは別に4ポイントが付与されます。
今年度ANA便だけで10万PPを獲得してダイヤモンド会員になり、かつSFC会員の方であれば、来年度「44ポイント」が付与されます。
・スターアライアンス運航便で獲得したプレミアムポイントは加算対象外。
・未使用のアップグレードポイントは翌年度には持ち越せない。
ちなみにアップグレードポイントは翌年2月1日に一斉に付与されます。
当年度分のポイントが残っていたら約2か月間、2つの年度ポイントを保持していることになります。
この場合、ポイントを消費するのは有効期限の短い方(当年度分)からになりますのでご安心ください。
では次にこのアップグレードポイントの使い方をご説明します。
アップグレードポイントを使えるサービスは3つ
アップグレードポイントを使えるサービスは以下の3つになります。
②ラウンジの利用
③ANAスカイコインへの交換
①座席クラスのアップグレード
その名の通り、ポイントを使って座席をアップグレードする事が出来ます。

↑2019年アップグレードポイントを使ってエコノミーからビジネスクラスにアップグレードしました。
国内線(ANAグループ運航便)はプレミアムクラスへ、国際線はプレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスへのアップグレードが出来ます。またユナイテッド航空もプレミアムエコノミーにアップグレードする事が出来ます。
利用条件は本人と”特典利用者登録済み“の方が利用できます。
ここで聞きなれない言葉が出来てきました。
”特典利用者登録“とは、AMC会員本人から2親等以内の家族を登録することができ、あらかじめ利用者登録する必要があります。

出典:ANA「ご利用条件」
”特典利用者登録“はANAホームページから登録することが出来ます。
※必要に応じて続柄を証明する書類の提出が求められる場合があります。
また戸籍上(婚姻・死亡)の変更やスペルミスなどの修正、会員番号変更などの以外の理由で”特典利用者登録“の変更・削除を行う場合は、これは電話での対応のみとなり、また変更手数料として1名あたり5,000マイルが必要になりますので注意です。
ご両親や奥さんなどを一緒に旅行される際は、恩恵を受けるため”特典利用者“にぜひ登録してください。
国内線は1区間一律4ポイントでプレミアムクラスへのアップグレードできます。
2日前の0:00から申し込めます。

なお複数人の予約が含まれている場合、アップグレードは全てポイントとなります。一部の人だけアップグレードすることや、この人はアップグレードポイント・残りの人はクレジットカードで…ということも出来ません。
国際線は利用区間やアップグレードする搭乗クラスによって消費するポイントが異なります。
なお国際線は搭乗日の355日前から受付出来ますので、アップグレードする場合は購入後すぐにアップグレードしましょう。
なお国際線の場合、アップグレード対象の予約クラスで航空券を購入しないとアップグレードする事が出来ません。



出典:ANA

出典:ANA
アップグレードする対象予約クラスは、一時期頻繁に変更(改悪)が発生していました。
今はコロナの影響もあり落ち着いてきましたが、コロナの状況が落ち着き国際線の搭乗率が戻ると再び変更が発生することも予想されますので情報にご注意ください。
そのほかの注意事項は以下の通りです。
- アップグレードポイントで利用出来る座席数には限りがある。→空席があってもアップグレード空席待ちすることが結構多い(ただし搭乗日直前に開放されアップグレードされることもある)
- アップグレードの際のフライトマイルは、購入した航空券の運賃を対象として積算される。→積算率75%の航空券で上位クラスにアップグレードしても、マイルやプレミアムポイントは元の航空券の積算率(75%)のまま。
- 機内でアップグレードポイントによるアップグレードはできない。
- 特典航空券での利用は国際線座席クラスのアップグレードを利用出来ない。
- エコノミークラスからファーストクラスへのアップグレードは出来ない
- アップグレードによるご利用クラスと同一クラスでの他の航空券のご予約(二重予約)は、承れない場合がある。
ユナイテッド航空運航便でアップグレードする場合、「スター アライアンスアップグレード特典」の利用条件に準拠されます。区間基本マイレージが長いほど消費するポイントが増えていきます。
最後に、ダイヤモンド会員限定で「国際線で当日空席があり、アップグレードの要件(上位クラスの座席、食事など)が整った場合に限り、アップグレードの対象とならない予約クラスで購入の場合でも、2倍のアップグレードポイント利用によって、アップグレードが出来る通称『ダブルアップ』をすることが出来ます。
※旅行開始エリアが日本で搭乗クラスがHクラスのみ、通常の必要ポイント数でアップグレード可能。
申込みは搭乗前日までに「ダイヤモンドサービス」メンバー専用デスクまで電話にて申し込む必要があり(当日空港では申し込み不可)、会員本人しか利用できません。
コロナ禍で国際線を利用する機会がありませんが、状況が落ち着いてきて国際線を利用する機会に一度使ってみてはいかがでしょうか?
②ラウンジの利用

プラチナ会員以上は同行者1名まで無料で出来ますが、2名以上の場合にはアップグレードポイントかマイルを使って入室することが出来ます。
ダイヤモンド会員の場合は以下の通りです。
・国内線

・国際線


羽田・成田到着後に使える” ARRIVAL LOUNGE”はアップグレードポイントでの入室は出来ない(同行者1名だけ)ので注意です。

国際線スイートラウンジでもアップグレードポイントを利用すれば2名以上同行できますので、両親などと一緒に海外旅行する時にはポイントを使って全員利用することもできます。
ホノルルであれば、往復ともアップグレードポイントでラウンジを使う事ができます!
③ANA SKY コインへの交換

アップグレードポイントをスカイコインに交換可能出来ます。
交換レートは全ステータス共通で「1アップグレードポイント⇒1,000スカイコイン」となります。
アップデートやラウンジアクセスでアップグレードポイントを使う事がない場合は、スカイコインへの交換となります。
スカイコインの使い方は国内線や国際線の航空券購入などです。
ANAスカイコインの強い所は日本サイトであれば海外発券でも使えることが出来ます。
スカイコインの有効期限は『交換月より12カ月目の末日』になります。
例)3月30日に交換したスカイコインの有効期限は翌年の3月31日。
そのため、アップグレードポイントの有効期限切れ間近の3月末で交換すれば、実質1年間”延命”させることが出来ます。
まとめ
アップグレードポイントで一番オススメの使い道は「国際線での座席アップグレード」です。
エコノミークラス・プレミアムエコノミーからビジネスクラスに6ポイント~10ポイントでアップグレードできるので大変コスパがよいです。
しかしコロナ禍のため国際線への搭乗機会が殆どない状況です。
「国内線での座席アップグレード」は一律4ポイントで、長距離の区間になるほどお得になります。
但しアップグレードポイントでアップグレードした分はマイルやプレミアムポイントに加算されませんので、修行中の方はご注意ください。
ラウンジの利用で使われる場合もマイルで支払うよりアップグレードポイントの方がコスパはいいです。
ご両親や家族など招待してゆったりとした時間を一緒に過ごされてはいかがでしょうか。
最後に消費しきれなったアップグレードポイントは有効期限間近の3月末ごろにスカイコインへ交換しましょう。
それでは、楽しい空の旅を楽しんでください!


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